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島根県の「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」は、能登半島地震を受けて「部分的耐震改修」という寝室や居間など家屋の一部だけを補強するメニューを制度の柱に加えました。住宅全体を耐震化する工事に比べてハードルが低く、単独でも利用できます。子育て配慮改修・バリアフリー改修と組み合わせると加算があり、受付期間は令和9年2月15日までです。
県の制度は「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」
島根県公式サイトで確認できた住宅所有者向けの補助制度は「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」です。子育て配慮改修・バリアフリー改修に加え、令和6年の能登半島地震を受けて部分的耐震改修のメニューを拡充したと説明されています。
令和6年1月の能登半島地震では、多くの住宅被害が発生しました。県では、寝室や居間などの家屋の一部を耐震補強するなど、人命を最優先とした比較的取り組みやすい耐震対策を「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」の助成メニューの柱に加え、大地震時の被害軽減を図れるよう、「部分的耐震改修」に関する制度拡充を行いました。
住宅全体の耐震改修ではなく、寝室など特定の部屋だけを補強する工事でも単独で助成対象になる点が、他県の耐震補助と違うところです(当サイトの整理です)。
| メニュー | 助成内容 |
|---|---|
| 子育て配慮改修・バリアフリー改修 | 対象工事費の1/4以内。子育て世帯とその親世帯が同居・近居する場合+10万円、一定の耐震改修を併せて行う場合+30万円、空き家バンク登録住宅を購入して改修する場合+10万円を加算 |
| 部分的耐震改修 | 対象工事費の1/4以内。子育て世帯同居・近居+10万円、空き家バンク登録住宅+10万円を加算。単独での利用が可能 |
| 対象住宅(子育て・バリアフリー) | 昭和56年6月1日以降着工の県内既存住宅(賃貸を除く)。それ以前の住宅は耐震診断が必要 |
| 対象住宅(部分的耐震改修) | 昭和56年5月31日以前着工の県内階数2以下の一戸建て木造住宅。耐震診断で上部構造評点1.0未満であること |
| 受付期間 | 令和9年2月15日まで(予算がなくなり次第終了) |
出典:島根県ホームページ「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」/確認日2026年8月14日
「部分的耐震改修」だけで完結できる — 全体改修より着手しやすい
部分的耐震改修は、改修後に住宅全体の上部構造評点が1.0以上になることまでは求められず、部分的な耐震性能を確保できれば対象になります。全体を一度に耐震改修する必要がないため、費用や工期の面で着手しやすいメニューだと整理できます(当サイトの整理です)。ただし対象は昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅に限られ、耐震診断で上部構造評点が1.0未満であることを確認する必要があります。
市区町村のリフォーム制度一覧(j-reform確認分)
住宅リフォーム推進協議会の検索サイトで島根県を指定すると69件がヒットしました(令和7年度表記や終了済みの制度を含む可能性があります)。検索結果1ページ目で確認できた実施団体は松江市・浜田市・出雲市・益田市です。
| 市 | 制度名 | 支援分類 |
|---|---|---|
| 松江市 | 松江市木造住宅耐震改修事業費補助事業 | 耐震化・その他 |
| 浜田市 | 浜田市住宅リフォーム助成事業 | バリアフリー化・省エネルギー化・環境対策・その他 |
| 出雲市 | いずも移住リフォーム助成金 | 同居対応・その他 |
| 出雲市 | 出雲市再生可能エネルギー設備等導入補助金 | その他 |
| 益田市 | 益田市空き家改修事業 | その他 |
出典:住宅リフォーム推進協議会「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」島根県検索結果/確認日2026年8月14日。浜田市の住宅リフォーム助成事業は複数の支援分類にまたがる総合的な制度です。松江市・浜田市・出雲市・益田市以外の県内市町村の制度は今回確認していません。
国の支援事業との併用可否
島根県公式サイトは、しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業と国土交通省・環境省などの支援事業を併用できる場合があるとしつつ、可否は各事業の事務局への確認が必要だとしています。
本助成事業と別に国土交通省や環境省などが実施する各種支援事業を利用できる場合があります。併用できるかどうかについては、各事業の事務局へお問い合わせください。
県として一律の可否を示していない点は、国費充当の有無で判断される他県の一般的な整理と共通しています(当サイトの整理です)。併用の基本ルールは国と自治体のリフォーム補助金は併用できるかの記事にまとめています。
申請窓口
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業の申込窓口は、一般財団法人島根県建築住宅センター(電話0852-33-7268)です。県庁ではなく外郭団体が実務を担っている点に注意が必要です(当サイトの整理です)。申請の主体や必要書類の基本的な考え方は補助金の申請は誰がするのかの記事で扱っています。太陽光発電もあわせて検討している場合はソーラー資料室の島根県記事を参照してください。
まとめ
島根県公式サイトで確認できた県独自のリフォーム補助金は「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」で、子育て配慮改修・バリアフリー改修に加え、能登半島地震を受けて「部分的耐震改修」というメニューが加わりました。寝室や居間など一部の耐震補強だけでも単独で助成対象になる点が特徴です。受付期間は令和9年2月15日までで、予算がなくなり次第終了します(当サイトの整理です)。
この記事の情報について
本文の数字・引用は、島根県公式サイトおよび住宅リフォーム推進協議会の検索サイトから直接取得したものです。当サイトは施工した立場ではなく、取材や実測に基づく記述は含んでいません。「当サイトの整理です」と書いた箇所は当サイトの解釈であり、公的機関の見解ではありません。
- 島根県ホームページ「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」pref.shimane.lg.jp/確認日 2026年8月14日
- 住宅リフォーム推進協議会「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」島根県検索結果j-reform.com/確認日 2026年8月14日
- 住宅省エネ2026キャンペーン公式サイトjutaku-shoene2026.mlit.go.jp/確認日 2026年8月14日
確認していない範囲:松江市・浜田市・出雲市・益田市以外の県内市町村のリフォーム関連制度は、j-reformの検索結果1ページ目に表示されなかったため確認していません。国の各支援事業との個別の併用可否、および令和8年度の予算残額は確認していません。実際の利用にあたっては、島根県建築住宅センターまたはお住まいの市町村の窓口で最新の内容をご確認ください。
リフォーム資料室



