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茨城県公式サイトの土木部住宅課のページを確認する限り、県が住宅所有者に直接、リフォーム工事費を補助する制度は見当たりませんでした。県の役割は、44市町村すべての住宅関連助成制度をPDFで一覧化することと、有償の「住宅耐震・リフォームアドバイザー」派遣制度の運営に絞られています。実際に工事費を補助しているのは水戸市・土浦市・つくば市などの市町村で、しかも複数の市が「市内施工業者による工事」を補助の条件にしています。この記事では、県公式サイトと主要市の公式ページで確認できた内容を整理します。
茨城県自体の住宅リフォーム補助金は見つかりませんでした
茨城県土木部住宅課の公式ページ「住宅施策のご案内」「住まいに関するご相談」には、空き家対策、長期優良住宅の認定、マンション政策、住まいの相談会、住宅耐震・リフォームアドバイザーの案内が掲載されていますが、県が工事費の一部を交付する住宅リフォーム補助金のページは確認できませんでした。県公式サイトで確認した範囲では、県自体の工事費補助制度は見つかりませんでした(当サイトの整理です)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事費の直接補助 | 県公式サイトで確認した範囲では見つかりませんでした |
| 市町村制度の一覧化 | 県内44市町村の住宅関連助成制度をPDFで一覧公開(R7年度版) |
| 専門家派遣 | 住宅耐震・リフォームアドバイザーの派遣(有償、いばらき安心リフォーム支援隊) |
| 空き家関連 | 空き家等関連助成制度は市町村ごとの実施(県は一覧のみ) |
出典:茨城県 都市局住宅課pref.ibaraki.jp/確認日2026年8月14日
県がまとめる「44市町村の住宅関連助成制度一覧」
茨城県土木部住宅課は「住宅関連助成制度(市町村)」というページで、水戸市から利根町まで県内44市町村すべての助成制度をPDFで個別公開しています。県公式サイトには次のような注記があります。
市町村によって担当課・受付期間等が異なりますので、制度の詳細については市町村総合窓口、または、市町村担当課にお問い合わせ下さい。また、この一覧が市町村事業すべてを網羅できているものではございません。
県が自ら補助金を出す代わりに、市町村制度の「検索の手間」を減らす一覧整理役に徹しているのが茨城県の特徴です(当サイトの整理です)。以下は、この一覧および各市の公式サイトで確認できた主要市の制度です。
| 市区町村 | 制度名 | 上限額 | 対象工事・条件 |
|---|---|---|---|
| 水戸市 | 水戸市安心住宅リフォーム支援補助金 | 工事費の1/10、上限10万円 | 工事費50万円以上(税抜)、市内施工業者限定、年2回抽選 |
| 土浦市 | 住宅リフォーム助成制度 | 工事費の1/10、上限10万円 | 工事費10万円以上(税込)、市内施工業者限定、令和8年度予算総額600万円 |
| つくば市 | つくば市安心住宅リフォーム支援補助金 | 工事費の1/10、上限10万円 | 工事費50万円以上(税込)、着工14日前までに交付決定が必要 |
| 小美玉市 | 住宅リフォーム補助金 | 対象工事費の10%、上限10万円 | 千円未満切り捨て |
出典:水戸市公式サイトcity.mito.lg.jp、土浦市公式サイトcity.tsuchiura.lg.jp/確認日2026年8月14日
特徴:主要市は「市内施工業者限定」が条件になっている
水戸市の交付要領は、施工者の要件を次のように定めています。
法人の場合 本店が市内に所在し、建設業法第3条第1項の規定により国土交通大臣若しくは都道府県知事の許可を受けていること。個人の場合 リフォームの施工に係る10年以上の実務経験を有する者で市内に住所を有するもの。
土浦市の制度も「市内の施工業者(本店または支店がある業者)が工事を行うこと」を申込資格に含めています。市外の施工業者に依頼した場合は、水戸市・土浦市の補助金は使えないという構造です(当サイトの整理です)。全国的には施工業者の所在地を問わない制度も多いなかで、県内の主要市がそろって地元業者要件を設けている点は、茨城県内でリフォームを検討する際に見落としやすいポイントといえます。
また、水戸市の補助金は抽選制です。令和8年度後期の募集件数は72件で、応募多数の場合は公開抽選で交付対象者を決めます。工事を先に発注しても、抽選に外れれば補助は受けられません。
国の住宅省エネ2026キャンペーンとの併用
住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトは、自治体の支援制度との併用について次のように注意書きしています。
掲載している支援制度であっても、国費が充当されている制度は、本キャンペーンの各事業と併用できません。詳細については、各地方公共団体にお問い合わせください。
土浦市の制度は、公式ページで「住宅省エネ2026キャンペーンなど、他の補助金、助成金との併用はできません」と明記しています。水戸市の制度も「みらいエコ住宅2026事業」や「先進的窓リノベ2026事業」など補助対象が重複する他の補助金との併用はできず、重複する工事は補助対象外として扱われます。市町村ごとに併用ルールの書き方が異なるため、申請前に必ず窓口で確認してください。国と自治体の補助金の併用の考え方は国と自治体の補助金は併用できるかで解説しています。
申請窓口は市町村
茨城県内でリフォーム補助金を申請する場合、窓口は県ではなく市町村です。水戸市は住宅政策課、土浦市は住宅営繕課が担当窓口になっています。募集件数や予算に上限がある制度が多く、水戸市・土浦市とも申請が予算・件数の上限に達すると受付が締め切られます。申請から交付までの一般的な流れはリフォーム補助金の申請方法を参照してください。
太陽光発電の設置もあわせて検討している場合は、茨城県内の太陽光関連の補助制度を茨城県の太陽光発電補助金でまとめています。
まとめ
茨城県公式サイトで確認した範囲では、県自体が工事費を直接補助する住宅リフォーム制度は見つかりませんでした(当サイトの整理です)。県の役割は44市町村の制度一覧化と、有償の専門家派遣制度の運営にとどまります。実際の補助は水戸市・土浦市・つくば市など市町村が担っており、工事費の1/10・上限10万円程度が中心です。水戸市・土浦市は市内施工業者による施工を条件にしており、国の制度との併用不可を明記する市もあるため、施工業者の選定と併用可否は申請前に必ず確認してください。
この記事の情報について
本文の引用は、茨城県公式サイト、水戸市・土浦市公式サイト、住宅省エネ2026キャンペーン公式サイトから直接取得したものです。当サイトは施工した立場ではなく、取材や実測に基づく記述は含んでいません。「当サイトの整理です」と書いた箇所は当サイトの解釈であり、公的機関の見解ではありません。
- 茨城県 都市局住宅課pref.ibaraki.jp/確認日 2026年8月14日
- 住宅関連助成制度(市町村)pref.ibaraki.jp/確認日 2026年8月14日
- 住宅リフォームに関するご相談は「住宅耐震・リフォームアドバイザー」へpref.ibaraki.jp/確認日 2026年8月14日
- 水戸市安心住宅リフォーム支援補助金city.mito.lg.jp/確認日 2026年8月14日
- 令和8年度 住宅リフォーム助成制度のお知らせ(土浦市)city.tsuchiura.lg.jp/確認日 2026年8月14日
- 住宅省エネ2026キャンペーン公式トップjutaku-shoene2026.mlit.go.jp/確認日 2026年8月14日
確認していない範囲:県内44市町村すべての制度本文・受付状況・予算消化状況は個別確認していません。つくば市・小美玉市の制度はWeb検索結果の要約をもとにしており、公式ページの一次資料までは確認できていません。j-reformの検索結果は水戸市の1ページ目の例のみを確認したもので、全266件の全件確認はしていません。最新の受付状況や締切は、必ず各市町村の公式サイトでご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、補助金の交付を保証するものではありません。
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