岩手県のリフォーム補助金【令和8年度】県内13市町村は未実施

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岩手県のリフォーム補助金【令和8年度】県内13市町村は未実施

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岩手県の住宅リフォーム補助金は、県が予算をつけていても、窓口の市町村が実施していなければ使えません。岩手県公式サイトが公開した令和8年度の実施市町村一覧では、県内33市町村のうち約13市町村が「本事業を実施しておりません」という扱いになっています。この記事では、県の制度の中身と、実施している市町村・していない市町村の見分け方を公式資料の原文で確認します。

岩手県の制度は「県産木材の活用」と「省エネ改修」の2本立て

岩手県公式サイト「住宅建設及びリフォーム関連支援制度」では、県が実施する住宅関連の補助制度として次の2つが案内されています。

岩手県の制度の一覧(令和8年度)
制度名 内容 補助額・上限
住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金(いわてZEH+住宅等普及促進事業費のうち改修向け) 県内の一戸建て住宅の省エネ診断・省エネ改修 省エネ診断:補助率2/3、上限15万円/戸
省エネ基準の改修:補助率4割、上限30万円/戸
ZEH水準の改修:補助率8割、上限70万円/戸
住みたい岩手の家づくり促進事業(リフォーム) 県産木材を10立方メートル(または仕上材20平方メートル)以上使用し、断熱等対策等級4または高齢者等配慮等級3の性能証明を取得したリフォーム 10万円(定額)

出典:岩手県「住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金」https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kenchiku/kojin/hojo/1058930.html/確認日2026年8月14日

省エネ改修の補助金は、県の予算による事業ですが「補助金申請書の提出先は、県内各市町村となります」と明記されています。窓口は県庁ではなく、住んでいる市町村です(当サイトの整理です)。

補助金申請書の提出先は、県内各市町村となります。

県内33市町村のうち約13市町村は実施していない

岩手県が公開した「令和8年度事業実施(予定を含む)市町村一覧」(住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金)には、次のような注記があります。

黒塗りとなっている市町村については、本事業を実施しておりません。

一覧表の33市町村のうち、補助金の名称が記載されていない(=令和8年度時点で未実施とみられる)のは、久慈市、釜石市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、住田町、岩泉町、軽米町、九戸村、洋野町の13市町村です。奥州市や釜石市のような主要都市も含まれており、県内なら一律に使える制度ではありません(当サイトの整理です)。逆に、盛岡市、宮古市、大船渡市、花巻市、北上市、遠野市、一関市、陸前高田市、二戸市、滝沢市、矢巾町、西和賀町、金ケ崎町、平泉町、大槌町、山田町、田野畑村、野田村、一戸町の19市町村では、独自の補助金名で事業が実施される予定です。

省エネ改修推進事業費補助金の実施状況(令和8年度・岩手県内33市町村) 実施予定 19市町村 盛岡市・宮古市・一関市・花巻市 等 未実施 13市町村 久慈市・釜石市・奥州市・八幡平市 等 同じ岩手県内でも、住んでいる市町村によって窓口の有無が分かれます。 出典:岩手県「令和8年度事業実施(予定を含む)市町村一覧」 確認日2026年8月14日

市区町村の制度一覧(j-reformで確認できた範囲)

j-reform(住宅リフォーム推進協議会の検索サイト)で岩手県を検索すると194件がヒットしますが、検索結果1ページ目で確認できた市の制度は以下です。全件確認はできていません。

岩手県内市区町村の制度例(j-reform確認分)
市区町村 制度名 支援分類
盛岡市 盛岡市住宅省エネルギー改修等推進事業 省エネルギー化
盛岡市 盛岡市木造住宅耐震改修費補助金交付事業 耐震化
盛岡市 盛岡市空き家等改修事業補助金制度 その他
宮古市 やさしい住まいづくり推進事業 バリアフリー化
宮古市 宮古市住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金 省エネルギー化
宮古市 宮古市木質バイオマスストーブ設置事業 省エネルギー化

出典:j-reform 岩手県検索結果 https://www.j-reform.com/reform-support/joho/advancedSearch/pref=iwate/確認日2026年8月14日。上限額・対象工事の詳細は各市の制度ページで確認してください。

国の住宅省エネ2026キャンペーンとの併用可否

岩手県公式サイトは、住宅省エネ2026キャンペーンを国の補助制度として案内しつつ、次の注意も添えています。

なお、これらの補助金の中には、併用できないものがありますので御注意ください。

住宅省エネ2026キャンペーン公式サイトでは、地方公共団体の制度は国費が充当されているものを除き併用できるとされています。岩手県の省エネ改修推進事業費補助金や住みたい岩手の家づくり促進事業について、国費が充当されているかどうかは各市町村の窓口・岩手県土整備部建築住宅課に個別確認が必要です。併用ルールの基本的な考え方は、国と自治体の補助金は併用できるかで解説しています。

申請窓口はどこか

県の省エネ改修推進事業費補助金は、県の予算でありながら申請書の提出先は市町村です。県産木材を使う「住みたい岩手の家づくり促進事業」は、岩手県木材産業協同組合が申請書類の提出先になっており、県庁でも市町村でもありません。制度によって窓口が三者(市町村・外郭団体・県庁)に分かれるため、まず自分の住む市町村が省エネ改修推進事業費補助金を実施しているか一覧で確認し、その上で担当課に電話するのが確実です(当サイトの整理です)。申請の進め方全般は補助金の申請の流れも参考にしてください。

まとめ

岩手県が県として持つ住宅リフォーム関連の補助制度は、省エネ改修推進事業費補助金と住みたい岩手の家づくり促進事業の2つです。前者は県内33市町村のうち約13市町村が未実施で、住んでいる市町村によって使えるかどうかが変わります。国の住宅省エネ2026キャンペーンとの併用可否は制度ごとの国費充当有無で決まるため、個別確認が必要です。市区町村ごとの制度は今回確認できた範囲にとどまるため、詳細は各市町村の窓口で確認することをおすすめします(当サイトの整理です)。太陽光発電の導入もあわせて検討している場合は、岩手県の太陽光発電補助金もあわせてご確認ください。

この記事の情報について

本文の引用は、岩手県公式サイトおよびj-reform(住宅リフォーム推進協議会)から直接取得したものです。当サイトは施工した立場ではなく、取材や実測に基づく記述は含んでいません。「当サイトの整理です」と書いた箇所は当サイトの解釈であり、公的機関の見解ではありません。

  • 岩手県「住宅建設及びリフォーム関連支援制度」pref.iwate.jp/確認日 2026年8月14日
  • 岩手県「住まいの省エネルギー改修推進事業費補助金」pref.iwate.jp(令和8年度事業実施市町村一覧PDFを含む)/確認日 2026年8月14日
  • 岩手県「令和8年度『住みたい岩手の家づくり促進事業』のご案内」pref.iwate.jp/確認日 2026年8月14日
  • 住宅リフォーム推進協議会 岩手県検索結果j-reform.com/確認日 2026年8月14日
  • 住宅省エネ2026キャンペーン公式トップjutaku-shoene2026.mlit.go.jp/確認日 2026年8月14日

確認していない範囲:j-reformの検索結果は1ページ目で確認できた盛岡市・宮古市の制度例にとどまり、県内全市町村・全件の金額や対象工事、申請期間は確認していません。県の各制度について国費充当の有無を個別確認していません。実際の申請にあたっては、必ずお住まいの市町村または岩手県土整備部建築住宅課に最新の受付状況をご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、申請の可否や採否を保証するものではありません。

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